自家焙煎の  進化

 

始めは手炒り豆焙煎器でした。(1982)

店内ではチャフが散らかり 匂い、と煙が蔓延し大変でした。

次に市販の電気式オート焙煎機 250g焙煎用 (1985)

これは機械任せで、どうしても生豆の個性を、生かせた焙煎が出来ないものかと歯がゆい思いをしていました。それに故障が多いのも難点でしたので、何とか納得の行く焙煎機を作りたいと思うようになりました。

 オリジナル焙煎機の製作(1986)         続いてとむとむ珈琲農園で収穫した、トネビーンズの豆質に合わせて、いかに美味しい珈琲に仕上がるかを試しながらオリジナル焙煎機作りに着手しました。テストロースターみたいなものが仕上がりました。製作は長野県の井上製作所におねがいしました。小型ですが半熱風式で2重ドラムの高性能な仕上がりでした。500g炒りです。この焙煎機は五感を頼りにしたもので技術的に毎日鍛われていました。このプロセスがあればこそ今の焙煎技術の土台が出来上がりました。

 

現在は8kgのラッキーコーヒーマシンの焙煎機です。(1989)                       この焙煎機は8Kgの生豆を約20分で焼きあげます。700〜800杯になり、焙煎は毎日夜の日課となっています。夜に焼く意味は照明が一定に保てるからで、微妙な変化も見逃せないからです。すでに自家焙煎暦は20年になりますがいまだにその焼き上がりにはときめきを感じています。                             トップページへ    商品の御案内  ラベルのご紹介