ウイーンのCaf‘e事情視察2

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カフェアイー

バライテイに富んだケーキやアイスクリームが揃う。市内にチェーンをもつカフェであの有名なシュテファン寺院に隣接したこの店はいつも賑わいを見せている。aiidaの看板はウィーン中で見かける。

アウガルテン本店

アウガルテンは1718年創立という、ヨーロッパではマイセンに次いで古いウィーン窯の流れを汲み、女帝マリア・テレジアの肝いりの元、国営ロイヤル・ウィーンとして、その作品は王宮貴族の間で大流行しました。しかし女帝の死と共に衰退し、1864年には一旦姿を消しますが、1924年アウガルデン宮殿跡に「ウィンナーポールセラン・アウガルテン」と名称を改め、再建され今日に至っています

DEMELでの会食後

デイメールの2階で貴族気取りで会食をしました。後ウィーンのカフェ事情についてボードとジェスチャーを交えてピーターさんに講義して頂きました。ピーターさんはウィーンのコーヒー関係のガイドさんです。

マリアテレジアの肖像画

この肖像画はハプスブルグ家の御用達の店として有名なDEMEL2階にあった。縦2Mほどあったかな。皇帝、貴族達はこの2階で会食したり個人でケーキを食べたりしていた。ハプスブルグ家の女帝マリアテレジアは18世紀中ごろカフェに理解を示しカフェに女性が入れるようにした影響が大であった。

ザッハトルテ

ザッハトルテと言えばデイメールかカフェザッハか、と言われます。でも両者あい譲らず裁判した、とか聞いています。

固めの生地に確りとしたチョコ、ざっくりとした口ざわり、黒砂糖の香りがありとても美味しい。日本にも代理店がある。

DEMELの100年程前のケーキを作る厨房。当時のまま残されている。2mほどの大きな支配人の案内で店内を紹介していただいた。とにかくケーキは種類も多く美味いものばかり、さすが皇室御用達が伺える。ヌス.トルテ40シリング(320円位)焼き菓子のシュトーデル37シリング(300円位)コーヒーはアインシュペンナー40シリングガ目安

ゲストルームと思います

ここの壁には皇帝フランツ.ヨウーゼフ2世の画像が飾られている。彼はこの部屋を通ったといわれ、そのまま残されている。天井は細かい木の彫り物、彫刻が施されていた。デイメールは伝統と歴史がそのまま残されているので、名を聞きつけ観光客が大勢やってくる。

カフェドマイヤー

ヨハンシュトラウスがタクトを振った庭園つきの店。として名高い1787年貴族の別荘を改造しガーデンをそのまま残して創業した。カフェらしくしたのが1832年、外装色はマリアテレジアが好んだオレンジイエローで統一されている。庭園にはシュトラウスがタクトを振ったワルツの音符が刻み込まれていて感激だった。

 

 

 

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