Rising 結成

 

平成2年秋、yoshikiとdanが再会し、

新たなオリジナル曲が完成したところからRisingは始まった。

yoshikiがもっとも得意なパターンの曲を書きdanに聴かせると、

詞のイメージがすぐ湧いて出てきたという。

この1曲が出来たことにより、新たな創作意欲がどんどん出てきた2人は、

当初B’zのようなユニットでの活動を考えていたが、バンドとしての活動を画策する様になる。

音楽活動から足を洗っていたdanに対して、

yoshikiは幾つかのバンドを経験し、色んな人脈もあったのだが、

目指していくサウンドに合うdrumには、やはり派手な2バスを叩ける人材が必要と感じ、

あえて「entrance」で一緒にやっていたyasuに打診をし、加入が決定する。

当初は、Voはみんなで歌おうと考えていたわけだが、

歌が上手けりゃみんなVoをやっているわけで、

自信がないmember達は専任Voを入れての活動に方向を変え、歌唱力のある奴を探し始めた。

雑誌のメンボで見つけたmarbowと初めて出会ったのは、

活動を始めてから半年程経った時だった。

歌い上げるタイプのVoだという事と、オリジナル曲を気に入って貰ったという事で加入がきまる。

みんなでリハを始め、サウンド、方向性が決まるとバンド名を“Rising”と決めた。

 

 

Risingって?

 

バンド名の由来は、いたって簡単で、みんなの大好きなRainbowのアルバム名から頂いた。

Rising〜って名前もよかったんだけど、

YngwieのバンドRising Forceなんかとイメージがダブるので、

シンプルにRisingでいく事にした。

今でもRainbowって大好きなバンドだし、目指している音楽性でもあるけど、

言葉の意味の“昇っていく”って意味がプラス志向の意味合いでも気に入っている。

一生続けてやろうって意気込みでやっているバンドなので、ずーっと使い続けると思う。

(ホントのジジイになっても使っていられるかは疑問?)

 

 

現在に至るまでのRising

 

 

結成当初はコンスタントに曲を書き、リハもやって、中々のサウンドを出していたのだが、

memberの家庭の事情、仕事の状況、心境の変化などで、

一時活動が停滞気味になることもあった。

特に、オリジナル曲を中心に考え、LIVEを意識しての完成度を求めると、

キーボードが不在だというのも結構痛手だったし、そこから先に進みようがなかった。

何回かスタジオに入ったりしても、中々続かないし、目指しているサウンドも、

キーボード無しでは、イメージしている物とギャップを感じていたからだ。

近年はロックキーボード弾きってホント少ないと痛感。

「いい歳してLIVEやるんだから、あんまり中途半端な状態ではやりたくない。」

こんな意見もあり、オリジナル曲の煮詰め、

自己満足のカバー曲をスタジオで合わせる事ばかりをスタジオで繰り返してきた。

中だるみの時期でもあったんだと思う。

そんな時に、ある事件が起こる。

プライベートスタジオを完成させてしまったのだ。

完全防音の24時間対応だから、何時からでも何時間でも、

リハが出来る環境が出来上がってしまった。

この事で弾みをつけたmemberは、コンスタントにスタジオ入り出来る様になり、

やる気を増していく。

オリジナル曲のバリエーションが増え始めたのもこの頃。

従来の楽曲とは違ったタイプの物が仕上がって、今後の期待感が高まってきた。

今年は曲作りとレコーディングにあけくれて終わっちゃうかなぁ?

 

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