前期は水質、後期は水温を意識する
水質のいいエリアで釣行しよう
例年霞ヶ浦のフォールターンオーバーは11月後半に起こります。当然湖の水質は悪化して、バスの活性も極端に落ちます。このようなときは、水温は本湖よりも2~3℃は低いものの、流入河川への釣行も考えましょう。
本来なら冬の低水温期であれば、少しでも水温の高いエリアを探すべきだと思いがちですが、フォールターンオーバーの影響が色濃く残るこの時期は、水温よりも水質を重視した栄ら選びを優先させたほうがいいです。
ひとくちに河川といっても、ポイントに迷いますが「困ったときの水門周り」で、その周辺だけを重点的に攻めると良いです。水門選びのキモは機場(ポンプ小屋)を備えた水門を釣る事です。
水温の上がる夕方がよく釣れる
流入河川のほとんどは、本湖よりも水温が低いです。できるだけ水温の上昇しやすい場所をメインエリアとします。風裏で太陽光が長時間あたる場所がそこです。また、水温だけで判断すれば、日当たりがよければ夕方のほうが絶対的に水温は上昇しています。
しかし、ほとんどの魚は早朝に捕食する事が多い事も事実で、それは冬であっても同じ事です。ベイトや気温、天候などを観察してフィーディングのタイミングをつかみましょう。