由子でクリア

 航空自衛隊千歳基地に配備されている航空団は「航空総隊北部航空方面隊 第2航空団」で現在201SQと203SQの2つの飛行隊が配備されています。
 また、航空支援集団として、特別航空輸送部隊第701飛行隊(政府専用機など)と、航空救難団千歳救難隊が配備されている。
 201SQと203SQの見分け方は垂直尾翼のマークで見分けられます。
 クマの横顔が201SQ、パンダ見たいなクマが203SQです。
 かなり古い映画ですが、「ベストガイ」って映画で協力したのが201SQでした。
 って、全然「北へ。」たー関係無いですな。
 のっけからこの調子では、この先も大体想像つくと思います・・・。


 桜町由子。航空自衛隊千歳基地で勤務。いわゆるWAF。所属は第2航空団広報室。
 性格はカラっとしてて、割とノリのよい性格。ちょっとメカフェチ入ってる。
 細かいことはあまり気にせず、とにかく良くしゃべる。
 年齢はハタチ。主人公より年上はもう一人いますが、割愛します。
 趣味は写真を撮り歩く事と、バイクで走ること。バイクは大型のネイキッドに乗る。
 個人的にはあのヘルメットはあんまり賛成出来ません。JIS C級よりスネルのジェットかフルフェイスをお奨めします。

 由子との出会いは里中梢と絡みます。
 まずは里中梢と出会っていなければならないので、簡単に出会い方を説明すると、
 8/4にフリーで札幌市内観光 > 午後に「ゆきちゃん」から間違い電話がかかってくる > 彼女の指事に従い、お使いをすませる > その日の夜に再び「ゆきちゃん」から電話がかかり知り合える。
 という手順で知り合っておきます。詳しくはそのうち作る「里中梢」の頁で。

 8/5。午後に札幌駅に行くと梢が友人と3人で歩いています。
 声をかけて冷やしラーメンを食べにいきましょう。
 冷やしラーメンを注文すると、梢の連れが自衛隊批判を始めます。
 そこへむっとした顔の由子が現われて、その連れとけんかを始めてしまいます。
 ハラハラしながらけんかの行方を見守る主人公。一触即発の二人。回りを取り巻く野次馬たち。
 しかしけんかは舌戦のみで集結し、札幌駅前はもとの喧噪に戻ります。
 梢とその連れは行ってしまいますが、主人公がその場に残れば由子シナリオスタートです。ちなみに梢との分岐はこれで切れます。

 まだ腹を空かせたままの由子は、けんかに巻き込んだおわびとして主人公を食事に誘います。
 食事中の会話はノリを重視して選択します。ちなみに由子が注文したのは洗面器大のチャーハン2つ。
 もちろん1つは主人公が食べるのです。
 食事後由子に地下鉄平岸駅に送って貰い、家に帰ると琴梨の母にとどめを食らいます。
 それからしばらく音信不通になります。
 いや、主人公でなくて由子が。

 8/8の夜に突然由子から電話があります。なんかエラク一方的な電話だけどオーケーしましょう。
 9日の朝に平岸駅で待ち合わせです。
 翌朝駅に行くと由子がバイクで待っています。タンデムで支笏湖へ向かいます。
 このデートでは、支笏湖 > 苔の洞門 > 丸駒温泉旅館(入浴のみ)と回ります。
 丸駒温泉では由子が男湯を覗こうとする(?)ので覗かないように頼むと、さらに身を乗り出してきます。
 帰りがけ、夕食を食べにカレー屋に行き、悶絶するようなカレーを食べさせられます。
 また、「基地に見学に来ないか」と誘われるので、素直に誘いにのります。逆らうとアウトです。

 8/10。翌朝、札幌駅に現われた彼女は自衛官の服装で現われます。
 自衛官で思い出しましたが、以前とあるイベントへ行ったとき、軍服系のコスプレを多数見ました。
 旧日本兵、スウェーデン空挺部隊、帝国海軍、ベトナム米軍・・・・・・。
 自衛隊のコスプレが無かったのは、禁止とかされてからなんだろうか。
 脱線しましたな。

 千歳基地内を一般見学コースに従って由子に案内されます。
 広報館、ハンガー、滑走路、食堂って感じで案内されます。
 ハンガーでは機体整備中のF-15Jが見られます。垂直尾翼が見られなかったので判りませんが、たぶん201SQでしょう。
 滑走路では離陸する'98戦競塗装の201SQ所属F-15Jが見られます。
 F-15Jは通常P&W F100-IHI-100エンジンを搭載しているんですが、201SQと203SQはデジタル制御の-IHI-220という形式のエンジンを搭載しています。
 基本スペックは殆ど変わらないんですが、加速がスムーズに行えるようです。ちなみにこの-220エンジンを搭載したF-15Jは「イーグル プラス」と呼ばれてるそうです。
 由子は「Mach2.5で飛ぶと東京まで17分」とか言うけど、こんな全速で飛んだら機内タンクだけだと約18分でビンゴ(ガス欠)です。離着陸含めるとアウトですな。
 余談ですが、開発中の最新鋭戦闘機F-22はMach2です。A/B無しで音速超えますけど。
 さらにエンジン2基で20万馬力って言いますけど、これもMach2.5で飛んでるときの計算っすね。
 ちなみにアフターバーナ使用時の最大推力はBoeing社の資料によるとエンジン1基で11,340kg。2基で22,680kgだから、その気になれば垂直に上昇できますか。
 #なんか飛行機のうんちくばっか・・・・・・・・・。
 その後も色々説明を受けながら回っていき、最後に隊員クラブ前で案内終了です。
 札幌まで送って貰って、別れます。
 翌日からまた音信不通になります。

 8/12。結構逃し易いイベントがあります。
 この日の夕方に由子から電話が入るんですが、どうも家の居間にいないと繋がらないようです。
 午後辺りから居間で時間つぶしてましょう。
 由子から電話が入り、100数えるまでに来いと無茶いうので、急いで向かいましょう。

 呼ばれた先で由子が酔って座り込んで主人公に手を振ってます。
 どうしようもないので彼女を連れて近くの喫茶店へ避難します。
 喫茶店では色々ありますが、そのまま彼女のそばにいてあげます。

 ついに北海道旅行で朝帰りまで体験してしまった主人公。
 琴梨やその母は何も言いませんが、好感度は下がってるかも知れません。たぶん。
 なんかあっても良かったような気がしますが。その方がリアルだし。
 8/13は別になんにもないので、部屋で暇潰してましょう。
 夜になると由子から電話があります。
 明日、積丹に行きたいというので誘いに乗ります。

 翌日バイクで積丹についた二人。海を眺めたり、ウニ丼食べたりして過ごし、そして由子は主人公にもう一度札幌に来いと上官命令を発します。そして怖くなった主人公は東京へ逃げ帰ります(うそです。夏休みが終わっただけです)。
 ちなみに、ホントに美味しいウニ丼が食べたい場合、7月中旬〜下旬にかけて行った方が確率が高いです。
 ウニもノナ(ムラサキウニ)よりガンゼ(エゾバフンウニ)の方が色も味も濃厚で美味。
 積丹の方では8月に入るともうノナしか取らないそうな(去年寿司屋で聞いた話だけど)。


 東京に戻った主人公は、恒例の旅費稼ぎアルバイトに勤しみます。
 でも夏休みが終わってから始めたバイトのはずなのに、4ヵ月で往復分くらいしか稼げなかった訳か。
 この季節の往復旅費は5万2千円(年末年始は高いのだ)。うーむ。
 ちなみに12/24にはスルメのハガキが届けられます。

 冬休みに再び北の大地を踏みしめる主人公。
 千歳空港で出迎えてくれるのはもちろん由子。
 汽車の中で会話しつつ札幌駅までつきあって貰います。

 夜になったら由子に電話。翌日デートに誘います。札幌、函館と選べますが、札幌から行くのがやっぱり王道です。
 札幌市内でまわれるのは5カ所。カラオケとSPAランドは男として外したくありません。
 ママ・サブロッソも出来れば外したく無い場所です。

 また夜になったら函館へ誘います。
 函館では元町と湯ノ川あたりをいれておきましょう。
 五稜郭は行ってもあんまり面白くないです。一応行くと四稜郭に連れて行かれます。
 由子は「近く」と言うけど、言うほど近くありません。
 ちなみに函館に着いてすぐに「ふれあいイカ広場」に行きます。
 穴場的スポットって感じでしょうか。
 函館山で夜景を見ると、突如しりとりが始まります。
 「ん」がつかないように進めて「好き」と行ってくれると、クリア目前です。

 翌朝、由子に電話して、時間ぎりぎりにカウントダウンに来てくれるとクリアです。

 エンディング後、新千歳空港で写真を見せて貰い、主人公は東京へ。
 そして冬になって四角い太陽を見に行きます。
 四角というか、ホントは五角形らしいんですけどね。年に数回、冬の冷え込みが厳しく、東の水平線が晴れていないと発生しない、珍しくも有名な現象です。
 ズームインでも苦労して撮ってたみたいだし。
 それにしても、あの格好じゃ寒いと思う。氷点下25度をナメちゃいかん。

 




もどります