下総の言葉


6   なの段
更新日時:
H18年7月24日(月) 
・なめっこい  滑らかである
・なんぼ     どれほど
・なご      イナゴ
・なす      産む、生す
         鳥がタマゴ生した
・ながたん    菜刀
・なっぱ     菜
・なったげ    なるべく
 
・にしやどっち  さなぎ
・にゃーとり   鶏
・にんこ     おにぎり
・にんこめし   同上
 
・ぬくとい    暖かい
・ぬくとまる   暖まる
・ぬるっこい   ぬるい
・ぬくとばっこ  ひなたぼっこ
・ぬぎのした   軒下
・ぬくてー    暖かい
・ぬげすけ    愚か者
・ぬし      お前
・ぬすっくれ  盗み食い
 
・ねごめ   猫
・ねづい    根気が良い
・ねづぐ    根気良く
・ねんじん   人参、あがい“ねんじん”しろい“でーご”くろい“ごんぼ”
・ねねっこ   赤ん坊
・ねねっこばんてん
・ねんねこばんてん
・ねえっこ   無かったこと
・ねえっこにすんべよ 無かったことにしよう
・ねちくる   負かす、やっつける
 
・のくとばっこ ひなたぼっこ
・のどめど   喉
・のごす   貯え(お金、資産)を残す
・のめる   埋める、「おんのめる」と“おん”をつける
・のら    田畑
・のま    沼
・のまっぺり 沼の側
・のまっぱだ
・のまり    野周り、田んぼなどの見回りのこと
・ので     無鉄砲のムデがなまったのかな?
・のでもねえ 理不尽なくらいに
・のんべんだらりん
・のろし    稲束をかけるもの
・のでもねえ  とんでもない
・のたくる   くねる
・のどめど   のど
 

7   はの段
更新日時:
H18年8月5日(土) 
・はー     もう、「はーよがぺよ」:もう良いでしょう
・ぱー     メンコ
・はぐった   し損なった
・はがった   同上、「やりはがった」:やり損なった
・はがぢ    ムカデ
・はじんぼ   蜂
・ばっち    一番下の兄弟、末子
・ばげる    甘える
・ばげっくち  甘えた声
・はらくち   腹いっぱい
        いっぺ食ったがらはらくちぐなちゃった
         :沢山食べたので腹いっぱいになった。
・はっとばす  張り飛ばす
・はっこぐる  叩く
・はぐら    歯が無い
・はすっぱ  
・はがむ    恥ずかしがる
・ばちたがる  罰が当たる
・はしこい   すばしっこい
・はらっぴり  下痢
・はぐれる   迷子になる
・ばったげーる 蟇蛙
 
・ひーもーす  火を燃やす
・ひざんぼ   膝
・ひとっこさ  田んぼ一枚、“こさ”とは小作のことか?と思う。
・ひらう    拾う
・ひび     蛇
・ひぼ     ひも
・ひぼっこ   紐のこと
・ひょんごる  ちょろちょろと噴出す
・ひゃーめ   ハエ
・ひゃーる   入る
・ひゃーってくろよ 入ってください
・ひゃくもしね 何の得にもならない
 
・ぶっちゃす  押しつぶす
・ぶちかる   座る
・ぶちかる   ぶつかる
・ぶちかる    座る
          えんで(縁台)さ座っておじゃ(お茶)でものんべよ(飲みましょう)
・ぶっくれだ  壊れた
・ぷっくれだ  壊れた
・ぷっちょる  (骨などを)折る
・ふんとに   本当に
・ふったげる  火をつける
・ふくらっぱぎ  ふくらはぎ
・ぶっぱだく
・ぷっぱだく
・ぷっくらす  叩く
・ふるしき   風呂敷
・ふぐれる   解れる
・ぶっつぁる  背負われる
・ぶっくらす   叩く
・ぶんねちくる 
・ふんばだがる 踏み跨る
・ふんのぼる
・ぷっかく    折る、割る
・ふーり     ふるい(篩)
・ぶー      背負う
・ぶって     背負って
・ふてー     額
・ふてゃー   額
・ふんじゃす  踏みつぶす
 
・べろ      舌
・へんてつもねえ 途方も無い
・へえ      灰
・へがす    剥がす
・へげ     髭
・へそまげる
・へっこだめ  肥溜め
・へえめ    ハエ
・へえる    入る    ひゃーる
・へでもね   なんでもない
・へったくれ
・へづまんね  とてもつまらない、面白くない
・へのこ     陰部
 
・ほーろく    ふるいをかける
・ぼさっかぶ  藪
・ほきる    成長する、穂切る(?)
・ほんこ    本当   うそっこ
・ほーた    そんな  ほーたごど言うなよ
・ほっち    そちら
         いしゃ、うるせがら、ほっちさいってろ→お前はうるさいからそっちへ行っていなさい
・ぼっち    土や落ち葉などを集めた小山
・ほご     そこ
・ほごら    そこら
・ほりっこ   堀
・ほんなげる 放り投げる
・ほちくる   ほじくる
・ほちくりだす 探し出す、ほじくり返す
・ぼやぼやする  蒸し暑い
 

8   まの段
更新日時:
H18年7月24日(月) 
・まぐれる     道に迷う
・まで       台所仕事、「洗いまで」とか言う
           明日はトナンのウヂのじゃんぼだからマデ仕事たのまれっちったよ(明日は隣の家の葬式なので台所仕事を頼まれてしまいました)
・まじっぽい    眩しい
・まめげ      眉毛
・まなぐ      目
・まっつぐ     まっすぐ
・まっつぁぎ    一番先、いちばん前
・まげる      値引く、おまけする
・孫祝い      七五三のお祝い
・まいまいつぼろ  カタツムリ
・まるぐ      束にして縛る
・まっかん     真っ赤
・まける      こぼす、空ける
・まいっぱ     いつも、毎度
・まぎだっぽ    薪
・まんぜろく    地震のとき「まんぜろく、まんぜろく」と唱えると難を逃れるらしい
 
・めーぶる     ナメクジ
・めーぼろ
 
・みずら      豆
・みづれ      見っとも無い、みにくい
・むる       漏れる
・むぎ       一徹になる
・むぐら      モグラ
・むぐり   サイホンのこと、用水が川と交差するとき、その下を通す
       むぐりでは魚が取れる。だから小さいころは弟と二人で魚とりに行った。
       夢中になって遊んでいて熱射病になったことがある。
       遠くで呼ぶ声がすると思ったらばあちゃんが心配して呼びに来たことがある。
       むぐりは結構危険な場所ではあった。
 
 
・むなくそわりい  気分が悪い
・むっくりかえす  繰り返す
 
・めえげ      かご
・めど
・めどっこ     穴
・めめず     ミミズ
・めえっぱ    いつも
・めーがげ    前掛け
 
・もでやま    きこり
・もご
・もごさま    婿
・もーす     燃やす
・ももしき    股引
・もりっこ    お守り
・もーりっこ
・もーり
 

9   やの段
更新日時:
H18年7月24日(月) 
・やしっぽ    食いしん坊、「卑しっぽ」という意味か?
・やけっぱだ   火傷
・やげっぱだ   同上
・やづだ     谷津田
・やづら     あいつら
・やーこい    柔らかい
・やっこい    柔らかい
・やっかむ    羨む、妬む
・やろっこ    男の子
・やろめ     男
・やきもき    いらいらと落ち着かない
・やっきもっき  同上(やきもきよりも気持ちが入っている)
・やっとこっすっとこ やっとこさ
・やっけ    柔らかい
・やっけになる 世話になる
・やっけかげる お礼やお祝いの品やお土産などを貰う
・やっけんなってけえっぺよ ご馳走になって帰りましょう
・やぶっか   藪蚊
・やぶ     歩く
・やび     歩きで
・やで     手伝い、雇い人(やでにん)の略か?
 
・ゆっつる   稲などを束に結うときの紐
・ゆで     湯の手ぬぐい、「いで」とも言う
・ゆぷって   煙たい、「いぷたい」とも言う
・ゆだれ    よだれ
 
・よわり    徹夜で
・よござ    お勝手
・よっぴて   深夜まで
・よっぱら   十分にたくさん
・よせ     田畑の端
・よせっこ
・よせかり  田んぼのよせの草を刈る
・よーくと   良く、十分に
・よばれる   召される、ご馳走になる
         しっかりよばれっちったよ 沢山ご馳走になってしまいました。
・よそる    盛り付ける、
 
 

10   らの段
更新日時:
H18年7月24日(月) 
・りき     雪
        あらま、さみど思ったらリギふってきたよ。
 
・ろぐすっぽ  十分に(無い)
・ろくたもね  ろくでもない
 
・わっつぁぐ  割る
・わすら    悪戯、いだずら…とも言う。わすらといたずらの違いは何か?わーがんね。
・わげし    若者
・わられる   笑われる
・わらいる   同上
・わらーれる  笑われる
        えら、おがしなごとやってっと、わらーれっと(あまり可笑しなことをやっていると笑われますよ)
・わぎゃね   簡単だ、わけなく
・わぎゃあね  同上
・わせ     早稲、早生
・わらっちぶ  藁くず
・わりめし   米と麦を半々で炊いたご飯
 
・んだ     そうだ、同意
・んだっぺよ
・んま     馬
・んめぼし   梅干
・んこ      うんこ
 
 


BackIndexNext




メールはこちらまで。