椎名薫でクリア

 もっとも年上(主人公から見て)の女の人。
 主人公の守備範囲の広さには本紙記者もびっくり仰天である。
 空港で飛行機に乗ったところから出会いが始まるので、最初(ネームエントリー)からやるのが吉。

 北海大付属病院で研修医をやっている、椎名薫(しいな かおる)。
 思慮深く、落ち着いた女性を演出している。
 ちなみにあの北海大の位置には実際には「北海道大学」のキャンパスが広がっている。東西に地下鉄駅3つ分くらいのでかさ。
 あまりに敷地が広いので、年に数人の遭難者が出る(うそ)。
 読書が好きなようで、午前の北海大ではキャンバスで読書する彼女を見かける。
 趣味はドライブ。ターニャのシナリオでも出てくるが、彼女の乗るクルマは「フィアット・バルケッタ」である。
 何度も言うが、彼女であればアルファロメオ・スパイダーという選択肢があってもよかったんじゃないだろうか。
 決してワタクシの趣味で言ってる訳じゃありません。たぶん。

 薫との出合いはひょっとすると一番早い。主人公が北海道へ向かう旅客機に乗っているときに出会うことができる。
 主人公が座席ベルトを隣(薫の席)と間違えてしまい、そこから薫との接点が生まれる。
 ベルトを間違ったことを素直に謝り、なんでか知らないけど自己紹介しましょう。あいても名乗ってくれますが、いぶかしげな顔で軽くあしらわれます。
 彼女の読書の邪魔をしないようにおとなしくしていましょう。
 その後、機内アナウンスと共に主人公を乗せたジャンボはゆっくりと離陸していきます。

 で、ここで妙な点がいくつか。はいはいそこ、飛行機の話だからって読み飛ばさない。
 窓が閉じられているのはまー良いとして。外がまぶしいのかもしれないし。にもかかわらず、読書灯もつけてないのってーのも、個人の好き好きでしょう。
 ってわけで、まずアッパーデッキ(2階席)形状がどう見ても747-200(ダッシュ200)あたりの形状なのに、主翼両端にウイングレット(上にピョンと折れ曲がった部分)がついている。
 いまのところ、ウイングレット付きのジャンボは747-400(ダッシュ400)だけ。
 ダッシュ400自体は国内線でも運用されているので特に言及はしないが、短距離である国内線ではウイングレットは殆ど効果がない。
 一日中羽田の展望台で眺めた限りでは、ウイングレット付きのダッシュ400は確認できなかった。
 次、タキシングでノーズギヤが方向を変えますが、ステアリングアクチュエータ(脚の柱から地面と平行に後ろに伸びてるやつ)が一緒に動いてしまっている。アクチュエータ部は固定されているので動くはずがない。
 エンジン出力を上げてボディが震える。滑走してないのにあんな振動したらエンジン修理もの。
 エンジン前方から見えるファンブレードを初めとするブレード類は、周端部では音速を超えてしまうほどなので、羽根1枚1枚の微妙な重量差を考慮し極力振動など起きないように組み付けられています。
 演出で振動させちゃいかんのです。
 ちなみに最大推力20tを超えるあのエンジン、あの程度の排気ですむ訳が無いです。
 次、フラップが離陸位置にあるのに、パイロンが変な位置(動いてない)にある。
 ノーズ辺りに見える、3つのホクロのようなものってなんだろう。もしかしたらピトー管かなんかの影かな?
 最大の間違いは機体側面の「全日空」のフォントがまったく違う点と、ドアの作りが笑っちゃうほどいいかげん。
 なんかもーほんの数十秒で大量に変なとこあるんですが。わざわざ3DCGムービーにする必要あったんだか。素直に実写映像使えばよかったのに。背景とかは実写なんだし。
 って言うか、全体を通じて3DCGムービーが雑すぎる。OPのハトとか、EDの大通公園とか。無理矢理入れろと言われて時間がないんであわてて作りましたって感じ。
 ちょっと調べればジャンボだってあそこまで変なものにはなんなかったはずなのに。
 せめてこの程度のものは作って欲しかった感じ。仮にもプロ集団なんだから。
 あと、主人公が北海道に向かうのに使った飛行機はジャンボ(Boeing-747)なのに、OPの最後の方で飛んでるのがジャンボでない(たぶんDC-10かMD-11)ってーのに妙な意図を感じる。帰りの飛行機かな。
 っていうか、新千歳-羽田間でANAはあの飛行機運用してるのか?

 超脱線。
 彼女との2度目の出会いは、8/4午前の北海大キャンパス。ベンチで読書をしている彼女を見かける。
 遠回しに話しかけないでくれと言われますが、側によるなとは言われないんで、ボーっとしてましょう。
 余談だが、飛行機の中で自己紹介しなくて、8/4の北海大キャンパスで見かけても無視して立ち去った場合でも、なぜかその日の風呂で彼女の名前を知っていることになる。出会ったことになるのかどうかは知らないけど。
 この日から主人公の北海大通いが始まる。

 8/5。薫の横でボーっとする。
 8/6。ボーっとするのに慣れてしまって、薫の好感度アップ。
 8/7。飽きもせずによく来るねと薫にいわれて、なんとなく来ていると言う主人公。それがツボにはまったのか、おかしそうに笑う薫。
 彼女もなんとなくずっとここに居たい気分だけども仕事があるからと、また主人公の前から去ろうとするが、そこで暴走原付登場。
 とっさに彼女をかばう主人公、代わりに原付と激突してしまい、意識を失う。
 再び意識が戻るのは病室のベッドの上。薫に手首にヒビが入っているために全治3週間、入院3日を言いわたされる。
 責任を感じているのか、薫が主人公に何か欲しいものでもあるかと尋ねてくる。暇なので本でも借りましょう。
 と、そこへ連絡を受けた琴梨と母親が駆けつけてくる。
 琴梨といちゃついたあと、眠くなったので寝てしまいます。

 8/8。病院で迎えた朝はすでに陽が高くなっていた。
 寝ている間に琴梨たちが来ていたらしい。枕元のティシュ箱に落書きがしてあった。
 その後薫が現われて様態を聞かれる。
 暇で死にそうな主人公に向かって「退屈で死んだ人はいない」と薫も反撃。そこで散歩に誘われる。
 学内のポプラ並木を案内されて、怪我のことを詫びる薫。しかし主人公は別に気にしてはいない。
 ふと、「どうして毎日会いに来たのか」と薫に尋ねられる。正直な気持ちを主人公が言うと、くすりと薫は微笑んだ。
 帰りがけ、ちょっとドジな薫がこけるので、怪我をしていない左手でとっさにかばいますが、ここでちょっとしたハプニング。事故だということを強調しておきましょう。

 借りた本はたいして面白くもないんですが、まぁ、1度くらいは読んで置いてもいいかと。
 っていうか、何だコリャ? って内容です。手抜くところは徹底的に手抜いてるようですな、このゲーム。

 8/9。あいかわらず寝坊な主人公。寝ている間に再び琴梨が見舞に来ていたらしい。こんどは鮎も一緒のようだった。
 鮎なら顔に落書きくらいしていくかと思ったけど、そんなシチュエーションとかは無かった。
 あんまり伏線とかないみたいっすね、このゲーム。それとも今までそんなゲームやりすぎてたのかな。
 また暇をもてあました薫がやってくるので、喫茶店で時間をつぶすことになりました。
 喫茶店内では熊の話が出てきます。まぁ、ナメた話なんで反応はお好きなほうを。
 ちなみに明治時代だったら無い話じゃなかったようです。

 8/10。いよいよ退院。
 琴梨と母親が向かえに来てくれます。
 病室を出るまぎわに薫から夕食に誘われます。誘われなければ攻略が失敗してます。やり直しましょう。
 ローズヒルに戻ると退院祝いにと琴梨から花火大会に誘われます。当然ガードボタン連打(うそ)で避けましょう。
 避けるといつのまにか夕方になってます。急いで誘われた店に行く主人公。
 店に入るとなんだか薫の様子がちょっと違います。どうも酔っているらしい。
 ここでは医者になった理由なんかを聞くことができます。
 ちょっとほろ酔いかげんでいい感じの薫は突然一般論をかざして年上の好みを聞いてきます。
 主人公も一般論で対抗しましょう。
 すると翌日1泊ドライブに誘われます。

 翌朝平岸駅で待ち合わせ。そこにはオレンジ色のフィアット・バルケッタの横で薫がすでに待っていました。
 「絶好のオープンカー日和ねー」とか言いますが、だったら最初から幌外して来るのが普通じゃないのか。
 オープンカーの魅力は屋根無しで走れるということに尽きるので、幌をかぶせて走る事が多ければ、オープンなど選ぶ意味はありません。
 寒かろうが、多少の小雨だろうが、屋根開けて走るのがエンスーってもんです。そのためにシート皮張りなんだから。

 ドライブは、地球岬 > キタキツネ > 地獄谷 > ホテルまほろばと続きます。ちなみにホテルの部屋はもちろん別々です。
 まほろばは大露天風呂で有名らしいですが、TVCMでは「ちびろば」とかいうお子様連れ向けパックを延々放映してます。
 かなりウザイ上に、リピート回数がシャレなんないんであまりいきたくない旅館の一つです。
 その夜、また酔ってわけわからん事言い出す薫。なんでか卓球をやります。
 温泉卓球はルール無し、何バウンドしても床に球が落ちても相手に返せればオーケーという代物で、負けた相手は温泉に浸かってビール一缶と温泉卵を食べなければなりません。(スパルタカスより)
 一夜明けると主人公は東京に帰ってました。
 バイトに明け暮れる日々が彼を待っています。

 冬。北の玄関口には薫が待ってました。愛車バルケッタで向かえに来てくれた模様です。
 冬デートは恒例通り、札幌 > 函館の順で行くのが良く、札幌ではSPAランドは外したくないですな。
 あとはママ・サブロッソやビードルバム、アッサムみたいな落ち着いて話せるところが、会話がはずんでいい感じです。

 翌日の函館は朝市、元町、湯ノ川温泉がいいみたいです。
 湯ノ川温泉で薫がオバサンクサイこと言います。
 函館山で素直になった薫の気持ちを聞いたら札幌に帰ります。

 12/31。いつも通り時間いっぱいになって来てくれればクリアです。

 エンディング後の話はなんだかどーって事の無いようなものでした。残念。





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